最近ようやく余裕が出来てきた自分。 せっかくなので、Away愛媛戦を前に、Homeで戦った試合、それに前節の愛媛x徳島戦の2試合をざざーっと流して見たわけだけれども。
Homeでの愛媛戦は、あんなにヤバかったのか!と驚き(苦笑) 特にキックオフから15分! 愛媛に好きなようにパスをつなぎ、楔から展開したり裏を狙ったり、ミドルシュートを打ったり・・。 ちょっと長めのパスで、しかもワンタッチで、愛媛がボールを回していく。前後にパスを出し入れしながら、選手が積極的に上がって来る。 それを防ごうも、ジェフのプレスは空回り。チームとして狙いどころを定められていないのか、はたまた体が動かないのか、守ろうにも選手が「ただそこに立っている」ばかり。 攻め込もうにも、ケンペスはがっちりマークされている上に、兵働&ジャイールの中盤は時間もパスコースも作れず、故に裏を狙いたい田中も走るスペースがない。前半分が手詰まりだから、後方の両SBだって苦しいプレイが続く。
得点は、大岩からのクロスを、ケンペスが彼の強さ高さでヘディングで叩き込んだもの。 そして山口のPK。 これで2得点。
んんん・・。
かなり苦しい試合であった事よ。
で、その愛媛のイメージを持って、前節の愛媛x徳島・・四国ダービーを見たわけです。
そしたらびっくり、愛媛のプレイがかなり苦しくなっている!
基本、守備は3人に中盤両サイドが状況に応じて降りてくる布陣だった愛媛が、徳島戦では最初から後ろが5人!試合途中からは徐々に・・先制点を奪われてからは積極的に上がるようになったとはいえ、キックオフからしばらくはゲームを始めるスタートのポジションが5バック! ちょっと徳島がボールを回すと、前線両ワイドが中盤に吸収されて、5-4-1と言うほど。
その選手配置のせいか、徳島のプレスがよく効いていたせいか、はたまた愛媛の中盤の要であるベテラン吉村がこの日は怪我で欠場していたせいか、愛媛がなかなか試合を作れない。まずもって、Homeでジェフがやられたようなワンタッチのパスまわしができず、全体的にテンポが落ちてしまっている。
しばらく見てない間に・・Home愛媛戦(5月3日)から約2ヶ月半の間に、愛媛、何があったのかしら。 ららら。 るるる。
一方で、最前線の1トップで出陣した重松は奮闘するも、気合が入りすぎたせいか空回り気味。 しかしFC東京でその才能を期待された重松だけに、FKや個人技等で見せ場はあった。 その重松の1トップ起用によって、河原のポジションが一つ後ろに下がるのだけど、・・河原にとっては1トップよりもずっとこっちの方がやりやすいのだろう、積極的にスペースを突く動きで、惜しいシュートも放っていた。
その愛媛と、今週末、敵地で対戦。 愛媛の要、吉村は、今週末も負傷で欠場が濃厚である。 「07/18 吉村 圭司選手 ・ 渡邊 一仁選手 の負傷について」(愛媛公式)
おそらく5バックに近い形でサイドに蓋をし、右の米倉&左の高橋、ジェフのサイドアタックを封じてくるだろう。でもってケンペスには本来の中央守備・・3バックががっちりマーク。 加えて、河原や赤井も守備に加勢して、5-4-1の時間も多くなると思う。
ジェフがそれをどう破るのか。
徳島は、ドゥグラスと津田、二人のFWが呼吸良く連携しながら敵の最終ラインをかきまわし、そこにさらに鈴木と大崎が連携して、敵の最終ラインにギャップを作り出そうとしていた。 そして、これがまた何度も見事にはまっていた。
愛媛の最終ラインが5人・・といっても、基本は3バックの三人、その両脇に中盤の二人が降りてきているのだが、この1+3+1の連携があまりスムーズじゃない。 さらに徳島のFWが動くと、その動きに対し、中央3バックの誰かが頻繁についていってしまう。
ジェフの狙い目もそこになるんじゃなかろうかしら。
だから、単純にケンペスに楔やロングボールを入れて、そこから展開 or セカンドボールを拾う、だけではダメであって。 ケンペスと大塚、さらに田中に谷澤、場合によっては加えて伊藤大輔。 彼らがどのように敵の守備網をかきまわして、ギャップを作れるか。 そのギャップに、ボールを送り込めるか。 ここが最初の鍵になるんじゃなかろうかしら、と。
これが機能しだすと、米倉に高橋の両SBも上がれるようになるだろうしね。
愛媛に勝てば、ジェフはチーム記録の六連勝である。 そして、 愛媛に勝てば、どういう結果に転がろうとも、首位もしくは二位、もしくは両方、自動昇格圏内とのポイント差が縮まる事になる。
昇格!という絶対目標のために。 ぜひともAway愛媛戦、勝利を目指せ。
がんばれ!!!
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テーマ:ジェフユナイテッド市原・千葉 - ジャンル:スポーツ
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