なんとなく「苦手」なイメージのある大宮。 とはいえ調べてみたら、この前の試合を含めてリーグ戦4勝2敗。勝ち越している。
なら、なんで「苦手」なイメージがあるのか考えてみると・・「去年、二連敗している」「大宮の守備戦術に、自分達のプレイをさせてもらえない」・・この二つが理由だろう。
特に二つ目が大きな要素。 自分達のいいところを出して戦ってそれで負けるのとは違う。出来ることができない、いつも見ているプレイがでない。それでも勝てばともかく、去年は二連敗してしまった。やりたい事をできずに負けてしまっては、もどかしさや鬱憤がぐつぐつと腹に溜まったままでスタジアムから帰らなければならない。
大宮というチームは、そんな戦うのが面倒なイメージがある。
しかし、それは大宮というチーム(「大宮というクラブ」ではなく)に対しての、褒め言葉でもある。 ジェフのやりたい事を封じられるというのは、大宮がまさに狙っている試合展開であり、大宮のチーム戦術が機能しているからこそだ。自分達の攻め手やチャンスを減らしてでも、DF/MFフラットなラインを敷き、スペースを埋める。自らピッチ上にギャップを作ろうとせず、愚直に敵のミスを待ち、カウンターを打つ。その繰り返し。いらだつほどに、その繰り返し。
とはいえ。 「カウンターが武器」というイメージともちょっと違う。 カウンターをまさに武器にしているのであれば、自分達がボールを持ちながらも、決してミスを許されない緊張感がつきまとう。攻めながらも、抜き身の刃に自分の急所を晒すような恐ろしさがある。 しかし大宮のカウンターはそこまでの怖さは無く。 大宮の武器は、自分達の全てを賭けてでも、対戦相手の武器を封じ込める事のように思える。
そんな大宮と戦った9月22日。 ジェフの先制点と、デニス・マルケスの退場。 この二つによって試合は実質的に早々に決まってしまった。 点が入った事で、「敵の邪魔をする」だけでは大宮に勝ち点がはいる事はなく。デニス・マルケスが退場した事で、いざカウンター!セットプレイ!としても、武器がない。
大宮の武器・・「敵の邪魔」は、スコアがイーブンだからこそ有効なのであり、先にこちらが点を奪ってしまっては、ならば余裕をもって敵の土俵に自分達が乗り続けてしまえばいい。大宮が試合の流れを止めようと言うならば、こちらも止めてしまえば、時間だけが過ぎる。 時間がすぎれば、ジェフが勝つ。
象徴的だったのが前半終了間際。 延々とDFラインでボールを廻し続けるジェフに対し、大宮はプレッシャーをほとんどかけてこない。 仕事でスタジアムに行けず、録画観戦な自分だったが、解説とアナウンサーが面白い事を言っていた。 こんな感じ(記憶)。 「いつまでこれが続くんでしょうか」 「いつまでもじゃないですか。大宮がボールを取ろうとしない限り」
神戸戦と同じく、敵が一人減って10人と戦う事となったジェフ。 しかも大宮の長所が大宮自身に仇となってしまった試合展開。 ところどころで油断したかのようなプレイからピンチがあったけれども、総じて、「勝った」というばかりの試合だった。
それだとしても。 勝った事、勝ち点3をもぎとった事、それでいい。
・・ふふふー。
名古屋が神戸に負け、FC東京が清水に勝ち、これでジェフは11位に浮上。 しかも川崎が負け、磐田が引き分けて、これで一桁順位も夢幻じゃなくなった。 一つでも勝って、一つでも上位を目指せ。
次は四連勝対決、FC東京とフクアリでのガチ対決!!!
でもそれよりも・・あの味スタでの1-4の試合を忘れていない。 順位より何より、その雪辱を果たせ!!!
「試合詳細データ 2007 J1 第26節 大宮 vs 千葉」(J's GOAL) 「【J1:第26節】大宮 vs 千葉:アマルオシム監督(千葉)記者会見コメント」(J's GOAL) 「【J1:第26節】大宮 vs 千葉:試合終了後の各選手コメント」(J's GOAL) 「千葉が5年ぶり4連勝/J1」(ニッカン) 「アマル千葉“オシム超え”4連勝」(スポニチ) 「千葉5年ぶり4連勝 今季初斎藤弾…J1第26節」(報知) 「千葉が5年ぶりに4連勝!水本の“スッポンDF”が実った!」(サンスポ)
テーマ:ジェフユナイテッド市原・千葉 - ジャンル:スポーツ
|